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Author:chewie
レッドのトイ・プードル(♂)のチューイ。
2005年12月30日生まれ。
階級はもちろん中尉。
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慢性腎不全闘病中。

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国内線に犬を乗せる覚悟

航空機マニアの視点 その2です。
いえ、シリーズ化するつもりはありませんけどね。

年の瀬も押し迫ってきましたね。
犬も家族だし、一緒に帰省や旅行へ行く方も多い事でしょう。
夏場の飛行機は危険だけど、冬は大丈夫なんて勘違いしていませんか?

040317.jpg危険なのは夏の熱さではなく、室内外との温度差です。
当然、冬も室内外の温度差は夏と同様、またはそれ以上にあります。

しかも冬は風が起こりやすい季節でもあります。
事実ワシは真冬の羽田空港の滑走路脇で、あまりの強風で歩けなかった事がありました。
風が強すぎて足を前に出す事ができないのです。
バッグは旗のようになびいていました。
これにはメリーポピンズも真っ青なことでしょう。
ワシは体温を奪われ(しかも息できない)、本気で顔が真っ青になりました。

前置きが長くなってしまいました。
さて、今日の本題。


国内の航空会社はペットを客室内へ持ち込むことができません。
当然、「貨物」としてカーゴルーム(貨物室)へ入れられることになります。
これはみなさん、ご存知ですよね。
でも、未だにカーゴルームは加圧されていないとか温度がどうとか言っている人がたーくさんいますね。
そういう基本的な、ちょっと調べれば分かることは、今回はどうでもいいです。

今回は、ズバリ!エマージェンシー(緊急時)についてです。
交通事故より確率が低いとはいえ、航空機事故もゼロではありません。

旅客期に何か問題が発生した場合、乗務員は人命を最優先に行動します。
エマージェンシー発生時、旅客機から旅客を緊急脱出させるのは客室乗務員です。
客室乗務員は訓練で習った手順に従って、安全を確認し、旅客を機外の安全な場所へ避難させます。

それにはカーゴルームのペットの脱出は含まれていません。
客室乗務員はそのような訓練は受けておらず、カーゴルームの開け方すら知りません。
しかも、緊急時ですので、機体のどこでどういった障害が発生しているか、もしかしたら、火災が発生しているかも分かりません。
カーゴルームの扉は自家用車のトランクを開けるのとはワケが違います。

また、カーゴルームのペットを心配するあまりパニックを起こすことも、非常に危険です。他の旅客の脱出路を塞ぐことになり、結果として犠牲者を増やすことにつながることもあります。
緊急脱出ということで、他の旅客もただでさえ不安になっていることでしょう。その中でパニックを起こすことは、スムーズな脱出の阻害になることが、容易に想像することができます。

では運行乗務員(パイロット)は?というと、客室乗務員以上に忙しく、当然それどころではありません。

また、緊急着陸(水)・緊急脱出した旅客機は、その原因を解明するために、予め決められたこと以外、勝手に機体に触ることはできません。
もちろんそれには、カーゴルームの貨物(ペット)の取り出しも含まれています。
残念ながら、泣いても叫んでも、見殺しにする以外ありません。
運良く、火災も発生せず、しばらくたって旅客機に何の問題もないことが確認されれば、「貨物」は戻ってきます。

今日の日記を読んで、私のことを「何て冷たい人なんだ」と思う方もいるかもしれません。
でもこれくらいの内容は、少し考えれば、ほんの少し調べれば分かることです。
これが現実なのです。
そんなことも知ろうとせずに、子犬を購入し空輸で受け取ったり、趣味の旅行で頻繁に国内線に愛犬を乗せる人の方が、私は「ひどい人」だと思います。
犬を「貨物」として扱っているのは、預ける本人ですから。
「貨物」の現状を知らないのは、本人が知ろうとしないだけですから。

犬をどの航空機に乗せても乗せなくても、それは飼い主の自由ですよね。
でも、後から「そんなの知らなかった!」だけは避けたいですね。

コメント

小型機

小型旅客機はどうなん?と思ったら、こんなんありました。
http://plaza.rakuten.co.jp/specialvfr/diary/200606210000/

うわ

いいツッコミありがとう。
ワシの今回の日記は小型機は対象にしてなかった。

てか、すごい話だね。
こんなだから、国内線の機内持ち込み禁止もナットク。
昭和の時代に起こった事件だし。
今ならテロリストと間違えられちゃうかもね。

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